退職エントリーと抱負
退職にあたって「業務の棚卸し」を行い、「達成したことと、今後を考える」が今回のテーマ。
ちなみにフロントエンドを自分が1人で担当しました。
業務遍歴
2020/12
React Nativeで実装されているアプリ2つを改修。
https://eat-and-app.jp/r-baker/
https://eat-and-app.jp/osaka-ohsho/
一部のAndroid端末でアプリが落ちる、ということでメモリーリーク等調査のためSentryを導入。
初めてのエラー解析に挑む。
2021/1〜4
大阪王将のテーブル上にタブレットを設置して注文を行う為のアプリを新規実装。
アプリ特有のタッチ操作や画面遷移、toC向けのユーザビリティなど、色々学びつつ完成。
2021/3〜5
副業。効率的なプロダクト開発とはかくあるべし、という感じ。
チーム開発について超勉強になった。
2021/4〜5
受託開発としてマーケティングweb管理アプリを実装&オフショア企業に一部委託。
オフショアの納品物がバグだらけで眠れない日々が続く。(睡眠3時間)
この反省を活かして8月は丁寧にオフショアと協業中。
2021/5〜2021/8
自社サービスとしてキャッシュレス決済のPOSレジをタブレットアプリとして開発。
社内のスケジュール見積もりが甘く、再び寝れない日々が続く。
8月に無事ローンチし店舗にて稼働中。
実際使ってもらうと色々フィードバックを貰えるため追加機能を実装中。
ゼロから作り上げ、パフォーマンス改善まで行えたので、非常にレベルアップした気がする。
2021/8〜
自社サービス兼、受託案件でマーケティングツール(上記POSレジのデータ分析)を開発。
別のオフショア企業と協業し、津江がプロジェクトリーダー的な役割を務める。
日本語が通じないので英語でコミュニケーション。
上記の自社サービスが押して納期がヤバい。特にバックエンド(怒)
9月末にキレイに仕事を納める。
2020/10〜
転職予定。
2021年残りの抱負
技術面:①TypeScript→業務で伸ばす。②バックエンドの知識→個人開発でNode.jsを触ってみる。
生活面: 腰痛予防に適度な運動をする。セルフマネジメントの習慣付け(空き時間の読書、運動、健康的な食生活etc...)。
仕事面:技術以外にも価値を生み出せるよう適切なコミュニケーションを図る。
「銀行丸め」を知っているか?(JavaScript版)
経緯
フロントエンドエンジニアとして、自社サービスのキャッシュレスPOSレジ(タブレットアプリ)をReact Nativeで開発しています。
先日、値引按分額を算出する際にデバッグしていたところ「1円がどうしても合わない!!!」と悩んでいました。
調べたところ、「銀行丸め」で計算すればOKとのこと。
「銀行丸め」とは何か
こちらの記事に詳しく書かれていました。
抜粋すると下記の通り。四捨五入の特殊版です。
「端数が0.5より小さいなら切り捨て、端数が0.5より大きいならば切り上げる。端数がちょうど0.5なら切り捨てと切り上げのうち結果が偶数となる方へ丸める。」
前提
APIで下記のような会計処理するデータを取得したとする。
★ 問題ない会計パターン [ 商品A:{ price:750, }, 商品B:{ price:300, }, 商品C{ price:1180, }, subTotal:2230, //小計 discount:0, //クーポン値引額 total:2230, //最終支払額 ]
しかし、上記のケースで値引クーポン(会計から400円値引する)がある場合はどうだろうか?
仕様により、「商品ごとに値引額を按分し、先に算出しないといけない」とする。
★ 1円ずれる会計パターン 400円を商品A~Cで按分(値引額 * 商品代金 / 小計)し、itemDiscountに代入 [ 商品A:{ price:300, itemDiscount:54, //按分した単品の値引額 }, 商品B:{ price:750, itemDiscount:135, //按分した単品の値引額 }, 商品C{ price:1180, itemDiscount:212, //按分した単品の値引額 }, subTotal:2230,//小計 discount:401,//クーポン値引額(54+135+212=401) total:1829,//最終支払額、正しくは1830 ] discount:401、、、だと!?
ちなみにitemDiscountの算出方法は 値引額 * 商品代金 / 小計 の四捨五入 つまり商品Aなら、 400 * 300 / 2230 = 53.811.... → 四捨五入し「54円」 しかし、商品Bでは 400 * 750/ 2230 = 134.5 → 四捨五入し「135円」となるが、 少数点第一位が.5なので 「銀行丸め」により「134円」としないと1円オーバーしてしまう! 商品B:{ price:750, itemDiscount:135, //1円オーバーの原因 },
答え
const calcItemDiscountWithCoupon = (orderData) => { const apportionmentPrice = 値引額 * 商品代金 / 小計 //按分後、少数点以下が'.5'の場合に銀行丸めを行う if (apportionmentPrice.indexOf('.5') !== -1) { //少数点以下を切捨て2で割りきれるか確認 const floorApportionmentPrice = Math.floor(apportionmentPrice) if(floorApportionmentPrice % 2 === 0){ return floorApportionmentPrice //偶数ならそのまま返す } else{ return Math.ceil(apportionmentPrice)//奇数ならapportionmentPriceを切り上げ } } } これによって、商品Bの値引き額は「134円」になった!!!
この後に「単品でのディスカウントや消費税(8%・10%)」の分岐を踏まえて、
「内税算出(表示義務化が2021年4月施行)」するために必要な工程の一つでしたが、
基本的には上記で「銀行丸め」しました。
【React Native】'超'動的なフォーム作成
概要
動的に増減しつつ、順番をドラッグ&ドロップで変更できるフォームを作成しました。 コードは下記のExpo Snackのリンクからご参照下さい。
動作確認
コードは下記
https://snack.expo.io/@tsue/super-dynamic-form
使用したライブラリ
とうとうZennにデビューしてしまいました。
【React Native】動的な入力フォーム
動作
コード&動作確認はこちら↓
概要
React Nativeにて、動的に入力フォームを増減。
肝は
const _inputs = [...inputs];
とスプレッドで複製し、もとの配列は破壊しないこと。
日曜日も仕事してるよ!😅
expo snack上だと、コード書きにくいんでstyleのリファクタリングは堪忍してや~
【pathを短く】config-overrides.jsに感動した話
経緯
いつも通り一人寂しく開発をしていたところ、超便利な機能を見つけてしまった。
その名もconfig-overrides.js。もうpathに悩まなくて済む!
今後は愛用していきたい。
導入
なにはともあれyarn
yarn add react-app-rewired --dev
Directory直下にconfig-overrides.jsを作成。
const path = require('path'); const { useBabelRc, override, addWebpackAlias } = require('customize-cra'); module.exports = override(useBabelRc(), addWebpackAlias({ 'components': path.resolve(__dirname, 'src/app/components'), 'constants': path.resolve(__dirname, 'src/app/constants'), 'pages': path.resolve(__dirname, 'src/app/pages'), 'routes': path.resolve(__dirname, 'src/app/routes'), 'utils': path.resolve(__dirname, 'src/app/utils'), 'styles': path.resolve(__dirname, 'src/app/styles'), }));
package.jsonのscriptsも修正。
"scripts": { "start": "react-app-rewired start", .... }, ....
本来であれば相対パスやらで書かなくてはいけないところ、下記のように短縮できる。
import CustomDatePicker from 'components/common/DatePicker/DatePicker';
【CSS】React NativeでTextにアニメーションを付ける
経緯
業務で実装中のアプリにて、文字にエフェクトを付ける必要があった。
react-native-animatableというライブラリが簡単。
下記のような感じになる。
コード
snack.expo.io iterationCount="infinite"でループする